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病気症状の正体 〜自分を生きていく大切さ〜

発芽

体の施術で良くなっても、また繰り返す慢性的な方に対して、このまま施術だけでは何かが足りないと感じていました。そこで少しずつ患者さん自身のことについての質問をしていくようにしたところ、ある時から改善していく方が飛躍的に増えていったのです。

慢性的な症状でなかなか改善されない方との会話の中で私が感じた共通点がありました。

それは、他人の価値観で生きているということでした。

つまり、本来の自分ではない価値観で生きてきたということだったのです。

目次

自分の価値観

「自分を生きていく」
そして、
「自分で生きていく」
そして、
「自分が生きている」

他の誰でもない自分を生きていく。
他の誰に任せるのではなく主体的に自分で生きていく。
他の何にコントロールされている訳ではない紛れもなく自分が生きているという感覚。

この3つの自分感覚があると自然と気力体力が湧いてきます。
「私は私、あなたはあなた」という線引きが出来ることで、周りの価値観によって振り回されることも少なくなります。
つまり、ストレスは減り、自分がはっきりしているので気力体力も高まるのです。

「私は私、あなたはあなた」というと自分勝手で冷たい印象を感じる方もいるのではないかと思います。しかしこれは、自分と他人を単純に切り離すということではありません。私の価値観もあなたの価値観もあっていいよね、ということです。
他の誰かの価値観は聞き入れますが、そっとそのままにしておく一方で、自分の価値観を明確にしておくことが大切です。

大事な反抗期

叫び

皆さん反抗期はありましたか?
反抗期は非常に大切な時期です。
親など周りの価値観に対しての反抗です。
「ウザい!放っておいてくれ!」
自我のつぼみ、発芽状態です。

この時期はまだこうしたい!という具体的なものは明確ではないですが、反抗したくなるんですね。
いつまでも周りの人間に合わせるのが窮屈になるんです。
反抗はまずは一番近い存在の親に対してから始まる事が多いんです。

時々患者さんと笑いながら話すことがありますが、私は今反抗期なんですかね?とおっしゃる方がおります。
それはあながち間違いではないと思って話しています。
聞いてみると中学高校の時はあまりなかったのだそうです。
自分の発芽ですね〜と話しています。

こんな時、私はチャンス!!とばかりに、
「何に対してイライラしてるのでしょうか?」
「ではそのイライラどうしましょうか?」「本当はどうしていきたいのでしょうか?」
など、自分に対しての洞察をしていく問い掛けをしていきます。
これは、その出来事でどんな認識をしていたのか。
自分は自分に対してどんな解釈を持っているのかを知るチャンスですからね。

このように反抗期は態度や言葉で表現します。
しかし、こういった表現したいことを押し込めるとどうなるのでしょうか?

症状の正体

その表現していないものを体で表現したものが病気症状なのです。

湧いてくる思いはエネルギーです。
そのエネルギーを我慢すると、最終的に体は症状という方法を使って表現するのです。

例えば、圧力鍋でそのまま圧力を逃さないでいるとやがて爆発しますね。
人間は爆発こそはしませんが、その代わり症状という形で圧力を逃すのです。
言いたいことを言った後、叫んだ後、何だか胸がスッとしますね。
あれは体に溜まっていたエネルギー(思い)が外へ出ていったからなのです。

つまり、症状が出ているということは、
何か自分の湧いてくる思いを無意識のうちに溜めているのです。
そして表現していないエネルギーがくすぶっているのです。

例えば、朝起きた時から肩の張りと首の張り、頭の締め付けに悩んでいる方がいました。
その方は子供の時からテストで80点とっても褒めてもらえないどころか、怒られたそうです。
いつしかそれが自分の思い込みとなって、仕事や習い事など全てにおいて80点以上でないと自分はダメだ、という緊張感を常に持っていました。80点以上の自分でいなければならないので、苦しいなんて人には言えません。その80点以上でいなければダメだという緊張感と誰にも言えない苦しさを抱えたまま耐えていて外に表現していないことが、症状(サイン)として肩や首や頭の緊張になっていたのです。
この方の場合は、「80点以上じゃなくてもいいじゃない!私は私で頑張っているんだ!これ以上怒らないで!苦しい!」という表現が首肩の緊張感として現れていたのです。

変わりつつある生き方

バトンタッチ

最終的に私たち、
自分で生きていくしかありません。
自分で心臓を動かし、自分で呼吸し、自分で食べ、自分で考え、自分で行動していく。

先輩たちはこう言います。
「俺らの時代は働いて食っていくのに必死だった。
今の若い人は堪え性がない」と。

それは時代・環境で仕方のない事だと私は思います。
今は、安定した環境の上に育った人たちです。
サバイバル・チャレンジ精神ということが芽生えにくい環境です。
衣食住があり、考えて工夫してということはあまりせずとも困らないし、教わらないし、すぐに答えが出てしまうインターネットもあります。そういう環境で育ったのです。

安心安全ではなかった先輩たち。
先輩たちが作ってくれた安心安全の中で育った後輩たち。

これはどちらが良い悪いではないですね。
ある意味で色々な選択肢が増えて迷う後輩も大変だなと思います。

時々こうしていれば良い!という先輩たちからの教えが窮屈になることもあるでしょう。
安心安全の上で、更に何をして生きていくのかを導き出すことにも苦労するでしょう。

現在では昔よりも自己実現ができる環境になりました。
しかし今症状で悩んでいる人は、周りに合わせて生きてきた、そもそも何のためにしているのか分からなくなっている、自己実現に向かっていきたいけれどどうしたらいいのかわからない、世の中こういうものだからと諦めている、などの思いを抱えている方が多いのです。
つまり、自己実現をどのように掴んでいくのかに悩んでいるのです。

これからの時代を「自分で生きていく」ということとは、
自分を深く知ること。そして、その自分をいかに表現していくかが「自分で生きていく」ということだと思うのです。
ここに真摯に向き合うことが症状の改善につながり、更に「自分、生きている!」という自己実現へと進んでいく唯一の方法と言えるでしょう。

まとめ

清々しい表情

一体何がしたいのか?
何のために仕事を一生懸命やっているのか?
これらを見出せない上にストレスがかかってくる。
そうして心身の調子を崩してしまうことが多いのです。


「あなたは今自分を生きていますか?」
「あなたは今自分で生きていますか?」
「あなたは今自分が生きていると感じていますか?」

症状はこういった本来のあなたへの問い掛けであり、あなたへの表現なのです。

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