治りきらない四十肩。原因は〇〇だった!

今回は肩の痛みといえば四十肩・五十肩!!

・肩が痛い!

・動かない!

・痛くて眠れない!

四十肩・五十肩は「早くて半年、長くて3年」と言われる程、時間がかかってしまうのが厄介なところですが、しっかりケアとエクササイズをしていくと期間が短く、そして依然と変わらない動きまで出来る様になることがほとんどです。

今回の方は四十肩の後で治り切らずに痛みが続いてしまっていた症例でした。

着替えもままならない四十肩の痛みが消えた症例

ぎっくり腰で痛みが無くなった方の喜びの声

主訴は、左肩の痛みと左首から肩にかけての痛み、左手のしびれでした。

四十肩になって数年経っていて、当時よりも動くようになってはいるけれど痛いということでした。

おそらくこの状態が長かったせいか、手への血流や神経が十分に行き届いていないことで手のしびれも起きていました。

お仕事は主にデスクワーク。

後は家事。特に料理をしています。

子供の食べている姿がたまらなく好きで毎日愛情込めてご飯を作っているそうです。

こんな良いお父さん、元気になってもらわないと!と気合が入ります。

まずは姿勢からチェックして行きます。

肩甲骨が右に比べると左がかなり上がっています。

バンザイは左の肘が伸びずに上がりません。

肘を伸ばそうとすると痛みが強くなります。

四十肩・五十肩。

これは非常に整体師泣かせの症状だな、と思っています。

どうしてそう思うかというと、スパッと症状が解決しないからなんです。

他の部分の痛みであれば、短期間で痛みと可動域はよくなることが多いのですが、四十肩・五十肩に関しては、少しづつ少しづつ良くなっていくという症例が多いんです。

これはまだまだ私の実力不足なのかもしれません。

他の症状よりも時間がかかってしまうのが現状です。

ですが、この鈴木さんの場合には、四十肩になって時間が経っていて、すでに回復期に入っています。

肩の可動域も急性期よりも動きますし、痛みも当時よりかは減っています。

鈴木さんの場合は回復期なので、ある程度肩を動かしながら整体できるので、「これはなんとかなるかもっ!!」と思いながら施術に入ります。

肩の患部の施術に入る前に、いつものように他の部分にトラブルが起きていないかチェックをします。

が、、、

特に異常なしっ!!

本当に珍しいですが、肩以外の動きもほぼ異常なしでした。

となれば、原因は限られてきます。

本当に四十肩が治りきっていない状態だと考えて整体をしていきます。

手、前腕、上腕、そして肋骨と整体をしていくと、バンザイの痛みが消失。

可動域も広がっています。

一度立ってもらい、肩甲骨の位置を確認すると、先ほどよりも左右でバランスがよくなっています。

「ヨシヨシッ」

と心で思いながら、さらに整体を進めて行きます。

首、肩を調整してもう一度動きをチェックすると、さらに可動域は広がっています。

ここでエクササイズをして、1回目の施術は終了。

2回目の来院時に様子を聞くと、「左肩の痛みがこわくて服を脱ぐのが怖かったんですが、自然と腕をクロスして脱げました!」ということです。

3回目には、「普通に着替えていますし、手のしびれもなくなった」と伝えてくれました。

「不思議ですね・・・」とつぶやいていました。

四十肩・五十肩は、段階的に急性期(疼痛期)・拘縮期・回復期と段階的に良くなっていくのが一般的です。

どうしても時間がかかってしまうのが私も歯痒い思いですが、しっかりとケアをしていれば回復の期間も短くなりますし、以前と変わらない肩の動きもできるようになります。

今回の鈴木さんのように、発症から1年経っても肩の調子が思わしくない人は整体をお勧めします。

また、肩の痛みが出て間もない急性期の人も、肩以外の部分の影響が出ているケースも十分にあり得ますので、一度専門家に相談してみるのも良いと思います。

鈴木さん、これからも美味いご飯作ってくださいね!!

時々レシピ教えてください!!!

筋元整体で四十肩の痛みが消えた理由

なぜ、当院の筋元整体が四十肩に効果的なのかをご説明します。

驚くことに、現代の医学をもってしても、なぜ四十肩になる原因は特定できていません。

あれほどまでに肩の痛み、動きが制限されてしまう理由がわかっていないんですね。

起きている現象としては、肩の関節自体が固まって、まるで凍結されているかのように動かなくなります。

一説では肩の関節を覆っている関節包という組織がよれたまま固まってしまっている状態だと言われています。

しかし、原因がわかっていないからといって何もできないわけではありません。

さて、この四十肩という難敵にどう立ち向かっていくのかっ!!

四十肩はまるで体が、

「危ねえから肩を動かすなっ!!」と言っているくらい動きが制限されてしまいます。

当院の考え方は、症状が出ている場所と原因は別のところにあると考えて施術しています。

実際多くの方が笑顔になって帰られます。

四十肩も同じく、肩以外の影響が出ていると考えます。

整体のポイントとしては

「肩の環境を良くしていく」ということを念頭に整体を進めていきます。

つまり、肩の負担が減るように一つ一つ施術していくんですね。

今回の鈴木さんの場合は特に、肩関節の動き自体は随分と動きたがっている状態に軽快している様子でしたので、肩以外の部分を整体していけば動くようになるだろうと施術を進めていきました。

結果、予想通り痛みはなくなり、動きも良くなりました。

四十肩チェック

肩が痛いと言っても四十肩とは限りません。

以下の四十肩チェックで3つ以上当てはまる人は可能性大です。

  • 前からバンザイが頭よりちょっとしか挙がらない
  • 横からバンザイも水平に上げるのが精一杯
  • 手を背中に持っていくと痛くて行かない
  • 頭を洗うのもしんどい
  • 肩が痛くて目が覚める、もしくは覚めていた
  • 肩が痛くなってから1ヶ月以上経っている

*このチェックに1つ以上当てはまる人は念の為、整形外科でレントゲンを撮ってみることをお勧めします。(腱板損傷という肩の靭帯の問題も同じような症状になるため)

自分で出来る四十肩のストレッチは

チェックで3つ以上の人や病院で四十肩・五十肩です、と診断された方のエクササイズをお伝えします。

①机や台所のシンク、窓の枠など、肘くらいの高さに手を置いて、真横に立ちます

②手を乗せたまま、膝を曲げて自分が下がっていくと肩に少し痛みがある程度まで膝を曲げます

③膝を伸ばしながら手で押して元に戻ります

この①〜③を10回ほど繰り返します。

④10回終えたら、手よりも少し前に移動して①〜③を10回繰り返します

⑤今度は手のひらを内側、外側にして①〜③を繰り返します

これは私の母が四十肩になった時にやってもらったストレッチ・エクササイズで、1週間で痛みは楽になり、4ヶ月では背中で合掌できるまでになっていました。

通常四十肩は早くて半年、なので母は相当早く良くなった症例でしたね。

*母はプールでビート板を沈めては浮かせる、ということも行っていました。

他にも有効なエクササイズやストレッチもありますが、

何より、正しく根気よく続けることが大事です!!

四十肩は安静にした方がいいの?

これに関して私の持論ですが、

「出来るだけ動かしながらの方が経過が良い」

ということがどの人にも言えます。

ひと昔では痛みがある場合はまず静養、といったことが言われていましたが、今日では出来るだけ動かしながら良くしていく方が予後が良いという風潮になってきているんですね。

ぎっくり腰や四十肩は特に適切なケアをしながら、動かしていくと再発しない良い状態になっていくことが経験上わかっています。

四十肩で不安になっている人へ

大丈夫です。

痛みは徐々に引いていきます。

そして、動く範囲も段々と動かせるようになってくるでしょう。

四十肩との向き合い方のコツは、

大事にしすぎないことです。

そして、必ず元に戻ることを念頭に置いておくことです。

他の症状よりも少し時間がかかってしまうかもしれませんが、根気よく笑顔を忘れずに四十肩と付き合っていきましょう。

それでも不安な人は、専門家に相談して一緒に向き合っていくこともお勧めします。

大丈夫です。

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この症状におすすめの整体メニューと料金

筋元整体

首が痛い・腰痛・膝が痛い・関節の痛み・顎関節症・坐骨神経痛など、体の痛みに効果的な整体メニューです。

筋肉や骨格の調整・生活習慣のアドバイス等を行います。

筋元整体料金:6,000円

施術時間:約40分〜60分

(※症状や、お身体が受け入れられる刺激量によって時間は多少前後いたします。)

是非、お電話から、お問い合わせください。

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